【書評】『30代で必ずはじめること、やめること』感想・要約|29歳の今、30代の「予習」を始めた理由
「30代になってから考える」のでは、もう遅いかもしれない。
そう思ったのが、この本を手に取ったきっかけです。29歳になった今、次の10年をどう生きるか、真剣に考え始めています。
📖 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 『30代で必ずはじめること、やめること』 |
| 著者 | 新田龍 |
| ジャンル | 自己啓発 / キャリア |
| 購入方法 | Kindle(17冊目読了) |
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⭐ 総合評価
★★★★☆(4.0 / 5.0)
30代を迎える前に読んでおきたい、いわば「30代の攻略本」。
🎯 こんな人におすすめ
- ✅ もうすぐ30代を迎える、20代後半の人
- ✅ 今まさに30代で、働き方や生き方を見直したい人
- ✅ 仕事・お金・人間関係、どこから手をつければいいか迷っている人
- ✅ 「量から質への転換」を意識したいビジネスパーソン
📌 本の概要
本書は、人生の分岐点である30代において、20代の延長線上で失敗しないための「行動の入れ替え」を説く一冊です。
著者は30代を「量から質への転換期」と位置づけ、仕事・人間関係・お金の3つの面で、50の具体的な指針を提示しています。「負けない努力」や「他者への貢献」を始めること。「過去の自慢話」や「目的のない愛想笑い」をやめること。組織に依存せず、自律したキャリアを築くための実践的な指南書です。

📘 この本を選んだ理由
現在29歳。20代も残りわずかとなり、次の10年を真剣に考え始めました。
ガムシャラに走り抜けた20代とは違い、30代は仕事で中堅としての成果を求められます。プライベートでは結婚、出産、マイホームなど、人生の大きなイベントが重なる激動の時期だとも感じています。
「30代になってから考える」のでは遅いかもしれない。
そう思い、人生の分岐点となる30代を後悔なく生き抜くためのヒントを、今のうちに予習しておきたくて、この本を選びました。
💡 特に刺さった3つのポイント
① 「頼まれ力」は、出世の切符
「あの人ならなんとかしてくれそう」——この信頼こそが、組織内での価値を決めるという指摘です。
正直、職場での自分は頼まれ事が多くて、いつもヘトヘトでした。でも、この本を読んで「それは頼りにされている証拠であり、自分の武器なんだ」とポジティブに捉え直せました。
数字で見ても、頼まれる仕事の量が多い人ほど、社内での評価や出世のスピードにつながりやすいというのは、実感としても納得できる話でした。
② 「安く買えた」は、「賢く買えた」ではない
お金の章で、一番刺さったのがこの一節です。
「安くなっているから」という理由だけで買うのは、実は無駄遣いを正当化しているだけかもしれない。本書では、3つの問いを持つことを勧めています。
- それが定価であっても、躊躇なく買うか?
- 1週間置いて、まだ欲しいと思うか?
- そもそも収納スペースはあるか?
セールになっていると、つい「お得だから買っておこう」と考えがちです。でも「それが定価でも買うか?」と自分に問いかける習慣は、今すぐ実践したいと思いました。
貯蓄と収入には、実はほとんど関連性がないというデータも紹介されています。大切なのは「意識」と「仕組み」。老後に必要な金額の目安として、余裕を持てば1億円、切り詰めた生活を覚悟しても2000万円は必要だと言われているそうです。子供が生まれてお金がさらに必要になっている今、給料からの自動引き落としなど、仕組みで貯める意識を持とうと思いました。
③ 家族と過ごす時間は「サービス」じゃない
一番、心に残った一節です。
「家族と過ごす時間は、あなたの人生の目的であり、本質である」
職場には「今日は家族サービスで」という言い方をする人がいます。でも、この本を読んで、その考え方自体がそもそもおかしいのかもしれないと感じました。
仕事あっての家族ではなく、家族あっての仕事。仕事をしてお金を稼いでいることが偉いわけではない。この視点は、育休を経験した今の自分だからこそ、深く納得できる部分でした。
🔄 読む前と読んだ後の変化
| 読む前 | 読んだ後 | |
|---|---|---|
| 頼まれ事への感覚 | 「なんで自分ばかり」と負担に感じる | 信頼されている証拠と前向きに捉える |
| 買い物の基準 | 安さで判断しがち | 「定価でも買うか」で判断する |
| 家族との時間 | 仕事の合間の「サービス」 | 人生の目的そのもの |
| 会議での発言 | 空気を読んで合わせがち | 違う意見を言うことに価値を感じる |

🛠 実際に取り入れたこと・やってみたこと
- 【実践①】水・お茶を意識して飲むようになった 成人は1日2リットルの水分が必要だそうです。コーヒーやジュースばかり飲んで、妻によく注意されていた自分には耳が痛い話でした。少しずつ、水分の摂り方を見直しています。
- 【実践②】「それが定価でも買うか?」を自問するようになった セール品を見た時、一度立ち止まって考える癖をつけ始めました。
- 【実践③】会議で違う意見を言うことを意識するようになった 以前は空気を読んで周りに合わせがちでしたが、「違う意見を言うことで議論が深まる」という考え方を意識するようになりました。
😅 正直、ここは物足りなかった
50項目という指針の数はボリュームがあり、正直すべてが同じ熱量で刺さるわけではありません。項目によっては「当たり前では」と感じる部分もありました。
ただ、それだけ幅広いテーマを網羅しているとも言えます。全部を実践しようとせず、自分の現状と照らし合わせて「できていること」「まだ足りないこと」を選び取る読み方が向いている本だと思います。
📝 まとめ
『30代で必ずはじめること、やめること』は、仕事・お金・人間関係という30代の重要テーマを、50の具体的な指針で網羅した一冊でした。
「頼まれ力は出世の切符」「安く買えたは賢く買えたではない」「家族との時間はサービスではなく人生の目的」——どれも、これからの10年を考える上で大切な視点になりました。
30代を目前に控えている方、すでに30代を迎えている方、どちらにもおすすめできる一冊です。
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🔗 合わせて読みたい本
- 『嫌われる勇気』→https://morimote.com/readbook16/(他人と比較しない生き方という共通テーマ)
- 『さみしい夜のページをめくれ』→https://morimote.com/readbook17/(読書習慣を見直すきっかけに)
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📅 投稿日:2026年6月 ✍️ 執筆者:もりもて|morimote.com
